Noble Ame’sdiaryをご覧の皆様、こんばんは!
もうすぐ冬がやって来ますがこれからコートを新調される方も多いのではないでしょうか?
今日は冬のアウターに使われる生地で主に天然素材を用いた物をピックアップして書いていこうと思います!
冬のアウターに使われる生地特集:メルトン、ギャバジン、ツィードの魅力
冬のファッションに欠かせないアイテムといえばアウターです。その中でも、生地の質感や特徴によって着心地や防寒性が大きく変わります。今回は、冬のアウターに頻繁に使われる代表的な生地であるメルトン、ギャバジン、ツィードにフォーカスして、それぞれの特徴や魅力について詳しく解説します。
1. メルトン (Melton)
メルトンは、冬のアウターとして非常に人気の高い生地で、コートやジャケットに多く使われます。まず、メルトンの製造過程で使用されるのは、主にウールやウール混紡です。この生地は密度が非常に高く、独自の製法によって強く圧縮されており、防寒性に優れています。
メルトンの特徴
保温性:
メルトンはフェルトのように圧縮された生地で、繊維同士が密着しており、風を通しにくいため保温効果が抜群です。そのため、寒冷地や真冬の厳しい寒さでも暖かさをしっかりキープしてくれます。
耐久性:
メルトンは非常に丈夫な生地で、日常の摩擦や衝撃にも強く、長期間使うことができます。特に軍服やダッフルコートに使われることが多い理由が、この耐久性にあります。
柔らかさとしなやかさ:圧縮されているため、表面は滑らかで、しっかりとした触り心地を持ちながらも、比較的柔らかくて着心地が良いのも魅力です。
メルトンが使われるアイテム
ダッフルコート
チェスターコート
ピーコート
メルトンのデメリット
重さ:
密度が高いため、他の生地と比べると重さがある点がデメリットかもしれません。しかし、その分風を遮る効果が高いので、寒さが厳しい地域にはぴったりです。
2. ギャバジン (Gabardine)
次に紹介するのは、ギャバジンです。ギャバジンは、冬だけでなく一年中使われることが多い生地ですが、防寒具としても優秀です。ギャバジンの最大の特徴は、防水性と耐久性にあります。19世紀にトーマス・バーバリーによって開発され、バーバリーのトレンチコートに代表される生地です。
ギャバジンの特徴
耐水性:
ギャバジンは緻密に織られているため、水や風を防ぐ力があります。織り方の特性上、雨や雪にも強く、アウトドアや冬の悪天候にも対応できる優れた素材です。
しわになりにくい:ギャバジンは非常に丈夫でしわになりにくいのも魅力です。特に旅行や長時間の外出に適しており、ビジネスコートやレインコートとして人気があります。
軽量性:
メルトンと比べると、非常に軽くて動きやすいのが特徴です。軽量でありながらも、しっかりとしたハリのある生地感を持っています。
ギャバジンが使われるアイテム
トレンチコート
マウンテンパーカー
レインコート
ギャバジンのデメリット
通気性の欠如:
耐水性が高い分、通気性がやや劣るため、長時間着用していると蒸れやすくなることがあります。インナーに吸湿性の高いものを着ると、より快適に過ごせるでしょう。
3. ツィード (Tweed)
最後に紹介するのは、クラシックで伝統的な雰囲気を持つツィードです。ツィードはスコットランド発祥のウール素材で、保温性が高く、しっかりとした重厚感のある生地です。かつてはハンティングやアウトドア用の服として愛用されていましたが、現在ではファッションアイテムとしても非常に人気があります。
ツィードの特徴
高い保温性:
ツィードは太い糸で粗めに織られているため、空気を多く含み、その結果として保温効果が非常に高いです。寒い冬に最適な素材です。
耐久性:
ツィードはその堅牢さから、長年にわたり丈夫で使い続けられる素材です。さらに、クラシックで飽きの来ないデザインが多く、経年変化を楽しむことができるのも魅力です。
デザインの多様性:
ツィードの最大の魅力の一つは、そのバリエーション豊富なデザインにあります。ヘリンボーン、グレンチェック、ハウンドトゥースなど、独特な織り模様があるため、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも幅広く使われます。
ツィードが使われるアイテム
ツィードジャケット
ハンティングジャケット
カジュアルコート
ツィードのデメリット
重さとごわつき:
メルトン同様、ツィードも比較的重めでごわつくため、軽い着心地を好む方には少し不向きかもしれません。ただし、近年は軽量化されたツィード生地も増えてきています。
冬のアウター選びのポイント
冬のアウターにおいて、保温性、耐久性、デザイン性は重要なポイントです。メルトン、ギャバジン、ツィードはいずれも優れた特徴を持つ生地で、それぞれの特徴を理解することで、自分に合ったアウターを選ぶことができます。
メルトンは、寒さが厳しい場所や防寒を最優先したい場合に最適です。
ギャバジンは、軽量で耐水性があり、アウトドアや雨の日にも活躍します。
ツィードは、クラシックなスタイルを好む方におすすめで、伝統的かつ高い保温性を提供します。
それぞれの生地には特徴があり、好みに応じた選択が可能です。冬のアウター選びを楽しんで、自分にぴったりの一着を見つけてください。
まとめ
メルトン、ギャバジン、ツィードといった冬のアウターに使われる生地には、それぞれの特徴と魅力があります。寒さをしっかり防ぎつつ、機能性やデザイン性も兼ね備えたこれらの素材を理解して、アウター選びに役立ててください。また、それぞれの生地の特性に応じて、インナーやアクセサリーとのコーディネートも楽しんでみてください。
この冬は、上質な素材で快適な着心地と暖かさを手に入れましょう!
Noble Ameのトートバッグは季節を選ばないデザインです(*^-^*)
是非ショップページもご覧になってくださいね<m(__)m>