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『パシュミナって何?カシミアとはどう違うの?ハイクラス素材のパシュミナを徹底解説(*^-^*)』

こんばんは!Noble Ame's Diaryをご覧いただきありがとうございます!

カシミアは良くご存じだと思いますが、パシュミナはご存じない方も多いかと思います。

今回は、上質なファッションアイテムとして知られる「パシュミナ」について、詳しくご紹介したいと思います。パシュミナは、その柔らかさ、軽さ、保温性から「繊維の宝石」とも呼ばれ、特に高級スカーフやショールの素材として愛用されています。この記事では、パシュミナの歴史や製造工程、その特徴、そしてファッションアイテムとしての魅力について掘り下げていきます。

 

 

1. パシュミナとは?

パシュミナのストール

パシュミナのストール



パシュミナとは、ヒマラヤ地方に生息する特別なヤギ、カシミール山羊(Capra hircus)から採取される極細の羊毛のことを指します。「パシュミナ」という名前は、ペルシャ語で「羊毛」を意味する「パシュム」から派生しており、特に繊細で柔らかいウールを指す言葉です。一般的な羊毛に比べ、パシュミナは非常に軽く、柔らかく、保温性にも優れているため、特に寒冷地で重宝されてきました。

 

2. パシュミナの歴史


パシュミナは、数千年にわたって高級素材として知られ、その起源はインド北部とカシミール地方にまでさかのぼります。この地域では古くからパシュミナの製造が行われ、特にカシミール地方はパシュミナ製品の中心地として名を馳せてきました。

16世紀には、ムガル帝国の皇帝アクバルがパシュミナの魅力に惹かれ、王族や貴族たちがこぞってこの繊維を使用したショールや衣装を身にまとったとされています。特にカシミールのパシュミナショールは、豪華な刺繍やデザインが施され、贅沢なファッションアイテムとして広く知られるようになりました。

 

3. パシュミナの製造工程


パシュミナは、ヒマラヤの高地に生息するカシミール山羊から採取されるウールで作られます。特に厳しい冬を迎える前の春に、山羊が自然に毛を抜け替える際、その下毛からパシュミナ繊維が収穫されます。通常、この繊維は手作業で慎重に選別され、他の粗い毛とは区別されます。

収穫された繊維は、その後、手紡ぎや手織りの工程を経て、非常に薄く軽量な布地に仕上げられます。このプロセスは非常に手間がかかり、熟練した職人による細やかな作業が求められます。そのため、パシュミナ製品は非常に高価でありながら、その柔らかさと品質の高さから長年にわたり支持されています。

 

4. パシュミナの特徴とその魅力


パシュミナの最大の特徴は、その柔らかさと軽さにあります。パシュミナ繊維は、人間の髪の毛よりも細く、1ミクロンあたりの直径が非常に小さいため、肌触りが非常に滑らかです。また、パシュミナは非常に保温性が高く、軽量でありながらも体をしっかりと温めてくれます。

さらに、パシュミナは吸湿性にも優れており、湿気を逃がしながらも快適な着心地を提供します。このため、寒い季節には防寒具として、暖かい季節にはエレガントなアクセサリーとして、季節を問わずさまざまなシーンで活用することができます。

 

5. パシュミナとカシミアの違い


パシュミナとカシミアはよく混同されがちですが、厳密には異なるものです。カシミアもカシミール山羊の毛を使用していますが、パシュミナはさらにその中でも特に細く、繊細な繊維を指します。一般的にカシミアは18ミクロン以下の繊維と定義されますが、パシュミナは12〜16ミクロンの極細繊維です。このため、パシュミナはカシミアよりもさらに軽く、滑らかな肌触りを持っています。

 

6. パシュミナのスタイリング方法


パシュミナは、その高級感と柔らかさから、さまざまなシーンで活躍するファッションアイテムです。パシュミナショールやスカーフは、フォーマルなドレスやカジュアルな日常の装いにも合わせやすく、簡単にスタイリングを変えることができます。例えば、オフィススタイルではパシュミナスカーフを首元に軽く巻いて上品さを演出し、パーティーや特別なイベントではショールとして肩に掛けてエレガントな雰囲気を楽しむことができます。

さらに、色や柄のバリエーションも豊富で、シンプルな無地のデザインから、豪華な刺繍や模様が施されたものまでさまざまです。自分のスタイルや気分に合わせて、さまざまなパシュミナを取り入れて楽しむことができます。

 

 

7. パシュミナのケア方法


パシュミナは非常に繊細な繊維でできているため、適切なケアが必要です。洗濯はドライクリーニングが推奨されますが、自宅で手洗いする場合は、ぬるま湯と中性洗剤を使用し、優しく押し洗いを行うのが理想です。また、乾燥させる際は直射日光を避け、平らな場所に置いて自然乾燥させるようにしましょう。適切なケアを行うことで、パシュミナの品質を長く保つことができます。

 

まとめ


パシュミナは、その歴史、素材の質感、そしてスタイリングの自由度から、世界中のファッション愛好者に愛され続けています。その贅沢な肌触りとエレガントなデザインは、日常の装いを一層魅力的にしてくれることでしょう。寒い季節にはもちろん、春や秋の肌寒い日にも、ぜひパシュミナを取り入れて、日常のファッションをより一層楽しんでみてください。

 

昔、縫製の仕事をしている時に、一度だけパシュミナのスーツのサンプルを縫製したことが有るのですが、めちゃくちゃ難しい素材でした(*´Д`)

先ず縫い目が吊れまくる(;一_一)非常に柔らかい素材な為、ミシン糸が織の中に入るだけで縫い目がひきつれるんですよね。糸調子を緩めるのも縫い目が甘くなるため限界があるし、そもそも糸調子を緩めてもあまり効果が無い。

通常50~60番のミシン糸で縫製するのですが、50番では全くダメ。糸の強度的に90番くらいの糸では持たないため却下。

結局下糸をレジロン糸に変えて、めちゃくちゃ気を付けて縫った記憶が有ります。

前々回記事にしたストール等を作る場合はミシンよりも手縫いで仕上げた方が良いかも知れませんね。

 

又、アイロンにも注意が必要です。

繊維が細い為非常に光沢のある素晴らしい生地なのですが、アイロンですぐに風合いが飛びます。縫い代のアタリ(表に縫い代の形に線が入る事)が出まくります。

スチームは極力控えめにし、当て布必須、シルクみたいに難しい素材でした。

nobleame.hatenablog.com

パシュミナでトップスやボトムを作るのはおススメしません。

もし売っているのを買う場合も縫い目が引きつれていないかご注意ください<m(__)m>

それくらい難しい素材ですのでもし縫製される方がいらっしゃれば、相当の覚悟を持って生地を買ってください(*´Д`)

僕はおススメはしませんよ!

 

注意

本物のパシュミナは非常に高価です!

普通のウールやカシミアより安いパシュミナは存在しません(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

偽物にご用心ください!

 

今後もNoble Ame’s Diaryでは、ファッションの歴史やトレンドについてご紹介していきますので、引き続きお楽しみに!

 

 

 

 

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