Noble Ame’sdiaryをご覧の皆様、こんばんは!
中々毎日投稿が出来ていませんが何とか生きてます。
今日は僕が依頼を受けている仕事の話です。
記事のサイドバーにも載せているのですが、『ココナラ』に僕の経歴やお受け出来る仕事等を掲載しています。
たま~にご新規のお問い合わせも頂いておりますが、月に数回依頼頂けるのは、オーダーメイドの靴屋さんから、靴に使っている皮革でカバンやポーチの作成の依頼です。
基本的には僕の作っているトートバッグをショップのロゴや、オリジナルのプリント柄を作成して製品に仕上げると言う流れですが、この靴屋さんからのご依頼は一からデザインをするものが多いです。
写真などでこんなの作れますか?と言われる事が多いのですが、寸法の指定や、ラフスケッチを頂く場合も有ります。
デザイン料に関しては無料でお受けしていますが、パターンを作成するのは料金を頂いています。
簡単な物であれば5,500円(税込み)難しい物であれば10,000円を超える場合も有ります。
縫製工賃は物によるので何とも言えませんが、革の商品に関しては10,000円~です。
高いと思われるか、安いと思われるかは色々だと思いますが、いろんなサイトを見ていると格安だと思っています。
バッグのパターンメイクでは大体15,000~20,000円くらいで、パターン修正1パーツ毎に追加料金がかかるところが多いです。
デザインはご要望に沿って作っていくのですが、僕の場合はパターンを引きながら同時にデザインしていく事が多いです。
実寸でパターンに書き込みしながら細かい部分のディティールや、寸法などを決めるのが一番正確だと思っているからです。
過去の作品
布っぽいですが薄い革の表面にプリントが施されています。
革は非常に縫うのが難しいです。
普通のミシンで縫えない物も有ります。
僕の場合はミシンで縫えるものはミシンで縫い、ミシンが使えない物は手縫いで仕上げます。
上のトートバッグに関しては全てミシンで縫っています。(部分的に糸の始末や仕上げ等で手縫いの工程も少しありますが。)
このバッグに関しては写真でこんなのできますか?と言われたので、出来るだけ写真のイメージを損なわない様に、且つ、デザイン性を持たせ、縫製仕様に無理のないように仕上げました。
このデザインの難しいところは、持ち手がそのままバッグ本体の切り替えに繋がっている所です。
どうやって縫っているか分かりますか?(*^-^*)
上は下準備完了後。
完成後はこちら↓
両方ともミシンと手縫いの両方を使って仕上げています。
マチと本体を縫い合わせる場合、マチの幅が3cmくらいしかないのでミシンでは非常に縫いにくいです(僕のミシンではです。バッグ等の専用のミシンであれば縫えると思いますが)なので周囲は全て手縫いで仕上げています。
革の製品の場合、裁ち端がそのまま見える事が多い為、裁ち端が見える部分はサンドペーパーで削り、革用仕上げ剤で磨き、コバ塗剤で塗装して仕上げます。
この工程が結構難しい(*´Д`)
他にも色々作っていますが、裏方で作っているのでここではこのくらいにしておきます<m(__)m>
自分で言うのもなんですが、革と生地とどちらも扱える人材はあまり居ないんです。
革に関してはそこまで自信が有るわけでは有りませんが、それなりには扱えていると思います。
生地はいせ込んだり伸ばしたり、アイロンで形を作ったり、逆に革はいせ込んだり伸ばしたりはせず、正確に縫う事が求められます。アイロンは使えません(縮むため)
同じ様に見えて美しい商品を作る為のアプローチが全く異なるのが面白いところです。
色々書きたいことは有るのですが、少しずつ小出しにしていきますので今日のところはこの辺で<m(__)m>
ショップページもご覧になってくださいね<m(__)m>
新商品も増えてきています!