NobleAme’sdiaryをご覧の皆さん、こんにちは!
今日は『縫い方講座』②と言う事で書いていきたいと思います!
縫い方講座と言いながら、まだ縫うところまで書いてませんが<m(__)m>
今日は裁断について。
裁断の注意
デザインの持つ個性や狙いを適切に表現するには、基礎となる製図(パターン作成)の際、一応この苦心が払われていますが、生地を裁断する場合にはさらに縦横の糸の張り具合、触感、毛並み等を考えてカッティングしなければなりません。
生地は裁断の前に必ず地のしをしておきます。
参照
表裏の見分け方
ウール物
W幅は二つ折りになっていて内側が表です。耳に織り込んだ商品名がある場合商品名が正しく読める側が表です。
木綿
プリントの有るものは柄のはっきりした方が表。無地物は耳の端の縦糸のはっきり浮いた方が表です。
耳のマークは大体表に刷り込んであります。
綾の有るもの
ウール、綿、絹とも大体右から左下に(カタカナのノの字)に流れる方が表です。
物によっては、ノの字が逆になっているものもあります。
毛並み
裁断上の注意としてはふつう毛織物は毛並みをよく確かめることが大切です。
毛並みは少し手を湿らせて生地を撫でると、ツルツルとしている方が毛並みが正常に流れているので、ツイードの様に毛並みのないものは自由に上下を差し込んで裁断できますが、そうでないものは毛並みの方向に沿って一方に揃えて裁断しなければなりません。
しかし、ベルベットや別珍、コーデュロイ等は色の深みを出すためにわざと逆毛を用いる事があります。裁断した後の残布にも毛並みの方向を記しておくといいでしょう。
柄の上下
ストライプ、プリント等、一方方向の柄になっている時は全体にその方向をそろえる必要があるため、生地を広げて良く調べておくようにしましょう。
柄の合わせ方
チェックや、ストライプ等は生地を中表に合わせる場合、必ず初めに上下の記事の柄を合わせます。仕付け糸等で固定するのも良いでしょう。
裁断上の一般的な注意
裁断する場合、最小限の生地で最大の効果を上げるように合理的によく考えて無駄のないように裁断することが大切です。
それには、最初からハサミを入れないで、型紙を置き合わせてなるべく使い道の悪い残り布を多く出さないようにはめ込みます。
次の事柄に注意してハサミを入れてください。
- 型紙を全て並べてみて裁断の見積もりをします
- 生地の裏表を良く見定めて地の目がねじれないように中表に二つ折りにします
- 型紙には地の目の方向を記入し、アシメトリーのものは上前下前の区別、裏表等を記入します
- 型紙の中にある縦時の目のしるしを必ず生地の縦地の目に合わせます
又、パターンに沿ってハサミを入れる際に、手の甲側が必ずパターンの側に来るようにしてカットしてください。
手のひら側がパターンの側に着た状態でカットすると、パターンまでカットしてしまい、裁断したパーツの縫い代が歪むことが多くなります。
この様にして、裁断一つ取っても、注意することが沢山あり、裁断での失敗が後々に響いて、取り返しのつかなくなることもありますので、ハサミを入れる際は慎重に作業を進めましょう。
NobleAmeの商品も色んな事に注意しながら、又、問題が出る度に手を止めて試行錯誤しながら開発しています♪(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
次回は基礎的な縫い方について♪
ご興味がありましたらショップページも覗いて見てくださいね♪
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