Noble Ame’sdiaryをご覧の皆様、こんにちは!
今日は『洋裁のプロが教える縫い方講座⑱(*^-^*)松葉留め♪松葉止めのやり方と注意点を徹底解説!』と言う事で、まともに縫い方講座です!
いつもはあまり縫い方講座になっていないような気がして、、、、www
以前にご紹介した『虫止め』とはまた違った、飾りや、閂(かんぬき)の代わりになるテクニックです!お気に入りの服に穴が開いてしまった時なんかも、飾りと補修を兼ねて施すことでさりげなく直せますので是非覚えてください(*^-^*)
松葉止めについて
松葉止め(まつばどめ)は、洋裁で用いられる技法の一つで、縫い目を補強するための手縫いステッチです。この技法は、特にボタンホールやファスナーの端、ポケットの角など、応力がかかりやすい部分に使用されます。松葉止めは、その名の通り松の葉のような形状を持つことからこの名がつけられました。
補強効果: 松葉止めは、布地の耐久性を高めるために使われるため、丁寧に行うことが重要です。
実際の応用
ボタンホールの端: ボタンホールの両端に松葉止めを施すことで、ボタンの着脱時に布地が破れにくくなります。
ファスナーの端: ファスナーの開閉部分に松葉止めを行うと、ファスナーの端が裂けるのを防ぎます。
ポケットの角: ポケットの角に松葉止めをすることで、ポケットに物を入れたときの負荷に耐えやすくなります。
松葉止めは、縫製の仕上がりを美しくし、耐久性を高めるための重要なテクニックです。この技法を習得することで、洋裁の作品がより高品質に仕上がります。
工程①
先ずは正三角形に印を入れましょう。
今回は見えやすいようにシャーペンで入れていますが、消えるチャコペンみたいなもので入れてください。
↑、めっちゃ便利です。洋裁する人は是非お買い求めください(*^-^*)
正三角形に印を入れたら、その頂点の一つに裏から針を出します。
この時使う糸は今回は刺繍糸ですが、太めの糸なら何でもいいです。細すぎるとあまりきれいに出来ませんので注意してください!(細い糸だと目を詰める為に何度も針を刺す必要が出てきます。そうすることで粗が目立ち、仕上がりが綺麗になりません。)
工程②
隣の頂点を上から見て、右から左に少しだけ掬って針を刺します。
ゆっくり糸を引き抜いていきます。糸がよじれたり、絡まると仕上がりが美しくなくなります。
工程③
次の頂点を上から見て、右から左へ少しだけ掬って針を通します。
後はこれの繰り返しですが、頂点ごとに最初に掬った部分より、糸の太さだけ三角の内側を掬うようにしてください。(それぞれの辺に対して平行に掬っていく感じです。二回り目からは徐々に掬う分量が増えていきます。)
完成
こんな感じで綺麗な三角形になります。(*^-^*)
糸を引き締めるのを強くするともう少しトゲトゲした感じになります。これも良いのですが、生地が引っ張られてシワになる場合も有るので、注意してください(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
写真だけでは分かりにくいかも知れないので説明書きも載せておきます。
今回は複雑な方でやりましたが簡易的な方でも十分綺麗です。
又、正五角形で糸を少し引き締めながらやると星形になりますので、是非チャレンジしてみて下さい!
今日のところはこの辺で(*^-^*)
Noble Ameの商品でもその内使おうかなと思っています。