Noble Ame’sdiaryをご覧の皆さん、こんばんは!
以前に↓こんな記事を書いたのですが、今日はもっと深堀してみました。
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今朝、僕の奥さんから今日の服装が似合うかどうか聞かれたときに感じたことです。
僕は、ファッションとしては、悪くないとは思いましたが、似合わないと感じました。
似合う似合わないは慣れの問題も有ると思うのですが、人間の主観というか、感覚はかくも簡単に移ろうものなのかと、自分でもびっくりしました。
ファッションと心理学:人が服装に抱く主観と願望
ファッションは、単なる衣服の選択にとどまらず、深い心理的側面を持ちます。人が他人の服装を評価するとき、その評価には自分の主観や願望が強く影響することがあります。以下では、このテーマについて考察してみましょう。
他人の服装と自己の願望
例えば、パートナーの服装が似合わないと感じる場合、それは単にその服が不適切というよりも、自分がパートナーにどう見えて欲しいかという願望が反映されていることが多いです。妻の服装が似合わないと感じる時、それは夫が妻に特定のスタイルを求めているためかもしれません。これは、自分の理想と現実のギャップが不満を生む心理現象の一つです。
自己評価と他者のファッション
さらに、自分より下に見ている人が良い服やオシャレな服を着ていると、それをけなす傾向があることもあります。これは自己評価を保つための防衛機制の一環です。他者が自分以上に目立つことを避け、自分の優位性を確認しようとする無意識の働きです。
願望の投影と主観
このようなファッションに対する評価は、自分自身の願望や期待を他者に投影することによって形成されます。パートナーや友人、職場の同僚に対する服装の好みは、その人たちに対する理想像や期待を反映しています。これにより、他者の服装に対する評価は非常に主観的であり、個々の心理状態や価値観に強く依存しています。
心理学的背景
願望投影と投影同一視
投影は心理学で頻繁に議論される概念で、自分の内面的な感情や思考を他者に転嫁することを指します。これに関連して、投影同一視という現象もあります。これは、他者に投影された感情が、その人によって自分のものとして受け入れられる現象です。たとえば、夫が妻に特定のスタイルを望むことで、そのスタイルが妻自身の好みとして受け入れられる場合です。
社会的比較理論
また、社会的比較理論もここで重要な役割を果たします。人は自分の社会的地位や自己評価を他者と比較することで確認しようとします。自分よりも下に見ている人が良い服装をしていると、それは自分の自己評価を脅かす要因となり、そのためにその人をけなす行動が発生することがあります。
自己肯定感とファッション
自己肯定感の形成
ファッションは自己肯定感の形成にも深く関わっています。自分に似合うと思う服を選ぶことで、自己肯定感が高まり、自信を持って過ごすことができます。しかし、他人の目を気にしすぎると、逆に自分のスタイルに自信を持てなくなることもあります。
自己肯定感と願望
自己肯定感が低いと、自分が本当に着たい服ではなく、他人にどう見られるかを基準に服を選びがちです。これは、自分の願望や理想が他人の目を通して形成されるためです。逆に、自己肯定感が高いと、自分のスタイルに自信を持ち、他人の評価に左右されずに服を選ぶことができます。
無意識の切り替え
他者のファッションに対する評価と自身のファッションに対する評価は、無意識のうちに切り替わっていることが多いです。例えば、他人の服装を見て「似合わない」と感じる一方で、自分の服装には特に違和感を感じない場合、これは自分の願望や理想が他人のファッションに投影されているためです。
慣れと似合う似合わないの評価
似合う似合わないの評価には、慣れが大きく影響します。例えば、友人が普段から特定のスタイルをしていると、そのスタイルが「似合う」と感じます。しかし、見慣れないスタイルをした場合、それを「似合わない」と評価しがちです。この心理は、無意識に自分の身近な人とそうでない人との対応を切り替えていることにも関係しています。
結論
ファッションに対する評価は、単なる美的感覚や流行に基づくものではなく、深い心理的要素が絡んでいます。他者の服装を評価する際には、自分の願望や期待が強く影響していることを認識することが重要です。これを理解することで、より寛容な視点で他者のファッションを受け入れることができるかもしれません。また、自分のファッションに対しても、他人の目を気にしすぎず、自分のスタイルを大切にすることが重要です。
ファッションと心理学の関係は非常に複雑で、個々の評価には多くの内面的な要因が関与しています。この記事を通じて、その一端を垣間見ることができれば幸いです。
どうでしたか?自分の似合う似合わないの定義が歪んできている気がしませんか?
ファッションと一言に行っても、この様な心理的要因が大きく左右することが指すように、答えなどなく、もっとファッションを楽しんでほしいな!と言うような意味合いの記事を書きたかったのですが中々文章にするのって難しい(*´Д`)
今日のところはこの辺で(*^-^*)
では又!