Noble Ame's diaryをご覧の皆さんこんばんは!
以前にこんな記事を書きました↓
これにちなんで、今日は1994年公開の映画『プレタポルテ』(Prêt-à-Porter)について詳しくご紹介したいと思います。この映画はファッション業界の裏側をコミカルに描いた作品で、多くのファッション愛好者や映画ファンから愛されています。
映画の概要
『プレタポルテ』は、ロバート・アルトマン監督によるコメディ・ドラマ映画で、パリのファッションウィークを舞台にしています。映画にはソフィア・ローレン、ジュリア・ロバーツ、キム・ベイシンガー、マルチェロ・マストロヤンニ、ティム・ロビンスなどの豪華キャストが出演しています。
物語は、ファッション業界の様々なキャラクターが織りなす複雑な人間関係や事件を描いており、ファッションショーの華やかさと裏に潜む騒動を対比的に描いています。アルトマン監督の得意とする群像劇スタイルが取り入れられ、複数のストーリーラインが交錯しながら進行します。
キャストとキャラクター
映画には多くのキャラクターが登場し、それぞれが独自の物語を持っています。主なキャラクターとその演じる俳優は以下の通りです。
イザベラ・デ・レイカ (Isabella de la Rey) / ソフィア・ローレン:
ベテランのファッションデザイナーであり、業界の重鎮。
サージ・ルボール (Sergei Lubov) / マルチェロ・マストロヤンニ:
イザベラの元夫であり、カリスマ的なファッションフォトグラファー。
アン・アイゼンハウアー (Anne Eisenhower) / ジュリア・ロバーツ:
アメリカからのファッションジャーナリスト。
キティ・ポッター (Kitty Potter) / キム・ベイシンガー:
アメリカの有名なファッションリポーター。
映画のテーマとスタイル
『プレタポルテ』のテーマは、ファッション業界の虚栄心と現実のギャップを描くことです。ファッションショーの華やかさと、それを支えるスタッフの苦労や業界の裏側を対比的に描いています。アルトマン監督は、各キャラクターの視点から業界の様々な側面を描き出し、観客に多角的な視点を提供しています。
映画はまた、ファッションショーのドタバタ劇やコメディ要素もふんだんに取り入れ、観客を笑わせる場面も多くあります。特に、ファッションショーの舞台裏で起こるハプニングや、キャラクター同士の意外な関係性が明らかになるシーンは見どころです。
衣装デザイン
映画の衣装デザインは、実際のファッションデザイナーたちによって手掛けられました。イヴ・サンローラン、ジャン=ポール・ゴルチエ、ソニア・リキエルなどの一流デザイナーが映画に協力し、リアルなファッションショーを再現しています。これにより、映画は現実のファッション業界の雰囲気を忠実に再現し、観客に臨場感を提供しています。
映画の評価
『プレタポルテ』は、その豪華なキャストとリアルなファッション描写で注目されましたが、批評家からの評価は賛否両論でした。一方で、ファッション業界のリアルな描写やアルトマン監督の群像劇スタイルは高く評価されました。特に、ファッションショーのシーンやキャラクター間のやり取りは、多くの観客に強い印象を残しました。
まとめ
『プレタポルテ』は、ファッション業界の裏側をコミカルに描いた映画であり、豪華キャストと実際のファッションデザイナーの協力により、リアルなファッションショーを再現しています。ロバート・アルトマン監督の群像劇スタイルが光るこの作品は、ファッション愛好者や映画ファンにとって必見の一作です。観る際には、ぜひ衣装デザインやキャラクターの人間関係にも注目してみてください。
また、Noble Ame's diaryでは、これからも映画やファッションに関する情報をお届けしていきますので、お楽しみに!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
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